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老人性色素斑(日光黒子)

老人性色素斑はいわゆる「しみ」と呼ばれる色の変化のうちの代表的なもので、主に顔面、手背や前腕に円形や類円形の比較的境界のはっきりした褐色の色素斑が生じるものです。ごくわずかに盛り上がっている場合が多いようです。皮膚の加齢性の変化に加えて、別名日光黒子とも言われるように紫外線の影響が大きいと考えられています。表皮の基底層と呼ばれる部分のメラニンの生成が過剰となったものなので、それを除去すれば正常な表皮が再生してきます。当クリニックでは治療に先だって悪性の恐れが無いことをダーモスコピー専用カメラ(CASIO DZ-D100)を用いて確認します(当然ながら悪性の恐れが少しでもある場合は健康保険を使ってのより詳しい検査および治療が優先となります)。問題ないと判断された後Qスイッチルビーレーザー(MM and NIIC IB103)を用いて治療します。Qスイッチルビーレーザーではメラニンを選択的に破壊することができるので老人性色素斑(日光黒子)の治療のスタンダードとなっています。なお、最善の結果を得るためにレーザー治療のあとは軟膏と皮膚保護材を使って皮膚の表面を10日から2週間くらいしっかり保護していただきます。また、肝斑を伴っていることも多く、その場合はレーザーでの治療の前に肝斑の治療を行う必要があります。

肝斑、老人性色素斑(日光色素斑)とも自費での診療となり、健康保険を使っての投薬等も行っていません。

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