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帯状疱疹

帯状疱疹はこどものころにかかった水ぼうそうが原因です。皮膚症状が治ったあとも体の中の神経節というところに水ぼうそうのウイルスが潜伏していますが、疲れがたまった時など免疫力が低下したときに、ウイルスが活性化して神経に沿って痛みとともに赤みや水疱で発症します。以前は一生に1回、と言われていましたが、2回目時には3回目の方もいらっしゃるようです。

帯状疱疹は治ったあとに強い痛みが長く続くことがあるので(帯状疱疹後神経痛)、それを起こさないような治療が必要です。

当クリニックでは迅速キットを用いて帯状疱疹の確実な診断をつけたあと、抗ウイルス薬や鎮痛剤だけでなく、神経を保護する内服薬や漢方薬を、特にはじめの1週間しっかり服用していただいています。そのためか神経痛が残る方はあまりいらっしゃいませんが、各種の治療でも強い疼痛が残る場合はペインクリニックにご紹介しています。

体の片側にだるさ、痛みが出て、ただの神経痛と思っていたら発疹が出てきたというパターンも少なくありません。また、額や顔面に違和感や赤み・腫れが出てきたときも早めに受診してください。頭痛が強い場合は入院の上点滴で薬を投与する必要があるため、総合病院にご紹介しています。

帯状疱疹は健康なこどもや若い人でもかかることがありますが、おとなに比べると症状も軽く、神経痛が残ることは少ないようです。

なお、当クリニックでは帯状疱疹ワクチンの接種もおこなっています。予約制で自費負担になりますが(税金込み22000円)1回ごとに5000円の補助金が出ます(習志野市)。詳しくは窓口でお問い合わせください。

 

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