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水痘(水ぼうそう)

水痘(すいとう=水ぼうそう)は水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染したときに起こる感染症です。感染力が強く空気感染・飛沫感染・接触感染で広がってしまいます。水痘ワクチンが定期接種化されてからは減っていますが、ワクチンを接種していない年代の方では時々見られます。また、ワクチン接種を受けた子どもでもブレークスルー感染といって発症してしまうことがあります。症状は軽いようですが感染力が強いので全ての発疹がかさぶたになるまでは登園・登校は禁止です。

おとなでも子どもでも水疱の中身をウイルス抗原を検出する検査キットで判定し、水痘と判定された場合は体重に合わせた量の抗ウイルス薬を内服していただき、症状の軽減や治癒までの期間の短縮を図ります。重症の場合や免疫不全の方の場合は入院の上点滴で抗ウイルス薬を投与する必要があり、総合病院に紹介しています。

また、発疹には細菌による二次感染を予防するための外用薬を処方しています。

 

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