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とびひの治療

とびひ(伝染性膿痂疹 でんせんせいのうかしん)は小学生以下の小児に、春から夏に発症する皮膚の細菌感染症です。

原因菌は主に①黄色ブドウ球菌②溶連菌の2種類ですが、両者の混合感染のことも少なくありません。さきほど春から夏に多いと書きましたが、溶連菌によるものは一年中見られます。治療は抗生物質の内服と、外用薬です。また、原因の菌の検査をして溶連菌感染だった場合は腎炎の予防目的で抗生物質を少し長めに飲んでいただきます。

お家では石けんを使ってシャワーで洗い、じくじくしたところにいる細菌を洗い流して数を減らします。消毒薬は必要ありません。とびひの部分をガーゼや包帯で覆うことができれば登校・登園は可能ですが、覆えない時は休ませましょう。プールも治るまではお休みです。

まだきょうだい間でも簡単にうつりますのでタオル等は分けましょう。

 

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