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スギ花粉症

関東エリアではスギ花粉は1月から飛び始め2月下旬から4月にかけて大量に飛散します。毎年強い花粉症の症状が出る方では1月から早めに内服を開始した方がピーク時でも症状が軽くなることが期待できます。

当クリニックでは花粉症のお薬も処方しています。鼻アレルギー診療ガイドラインに沿って、眠気の出にくい第2世代抗ヒスタミン薬の内服を基本として、鼻づまりの有無や重症度に応じて、内服薬の種類の追加や、コンタクトレンズ装用中でも使える抗アレルギー点眼薬や鼻用スプレー剤の追加をして症状を緩和していきます。

なお、花粉アレルギーのある方ではシーズン中顔や首などの露出部がかゆみを伴って赤くなることがあります。スギ花粉が付着することによる皮膚炎が考えられます。その場合は抗アレルギー薬の内服に加え、マイルドなステロイド外用剤を短期間塗っていただくことが多いです。また、外出から帰ったら軽く洗顔して付着した花粉を洗い流すことも有効です。

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